スリランカでの研修

皆さま、GWはいかがお過ごしでしたでしょうか。
受験生は、計画通り学習に取り組めたでしょうか?
計画通りに進められなかったからと言って、悲観することはありません。
うまくいかなかった原因を振り返って、夏の学習に活かせるのなら大丈夫です。
たとえば、計画した学習量が多かったのであれば、量を調整すればいいですし、
自室で学習に取り組んでみたものの、ついつい学習以外のことに時間を使ってしまったのであれば、
その要因を部屋から出してしまえばいいのです。
夏の学習に向けての準備ができたと思えば、このGWは価値あるものになります。

さて、私はというと、
社内研修の一環でスリランカに行ってまいりました。

 
ネゴンボの海岸にて     キャンディの繁華街にて

スリランカについて、ご存知でしょうか?
私は、首都の名前がスリジャヤワルダナプラコッテだということと、インドの東側に位置する島国であること、
セイロンティの産地であることくらいしか知りませんでした。

スリランカは民主社会主義の国だそうです。
発展した街がある一方で、現在の日本の農村に比べても開発が進んでいないところもあります。
そんな農村での1泊のホームステイから始まったスリランカ滞在。
日本でいう小学校低学年から英語を学んでいることもあって、英語はどこでも通じます。
私の残念な英語力でも、すこしはコミュニケーションが取れましたが、もっと英語力があれば!
と思う場面が多々ありました。

そしてスリランカは、日本にとってとても縁のある国だということも初めて知りました。

第2次大戦で敗戦国となった日本。
そんな日本と1番に国交を結んでくれたのがスリランカです。
また、サンフランシスコ平和会議では、当時の財務大臣ジャヤワルダナさんが、
参加国に向けて、賠償を請求せず仏陀の地合いの精神をもって、
日本を国際社会に受け入れるように促す演説をして下さったそうです。

歴史の教科書に載っていないですね。

スリランカの人々は日本や日本人に好感をもってくださっています。
日本に留学したいという方、実際に留学や就労でいらした方にも多く出会えました。

学びも多くありました。

今学んでいることは必ず役に立ちます。
例えば、英語。スリランカだったからかもしれませんが、
英語を苦手とする私でも最低限のコミュニケーションを取ることができました。
そういう世界に自らの意志で飛び込みチャレンジする精神を、
受験に向けての学習だけでなく、子どもたちに伝えていきたいと
そう強く感じた、今回のスリランカ研修でした。

また、足を運びたいですし、次に行く機会には、
英語やシンハラ語(スリランカの主要な言語)について
もっと学んでいきたいと思いました。