ゴールデンウィーク活用の秘策

来週末からゴールデンウィークですね。

受験生にとっては、天王山とも言われる夏休み前の、長期に学習に集中できる(はずの)時期です。
塾によっては朝から晩まで特別講習を開催するところもありますが、
私は、この期間、受け身で学習するよりも、自立学習にチャレンジしてほしいと考えています。

とはいっても、
うちの子、家ではだらだらして、なかなか学習に向かえないんです。
ということもあるでしょう。

だからこそのチャレンジです。

たとえば、1冊の問題集、例えば計算問題集を解ききるというのもいいでしょう。
およそ1週間の長期休みに、100ページ取り組むと決めたら、
次に何月何日に何ページから何ページまでと日割りにします。
また、取り組む際のルールも決めます。
たとえば、
 ・丸つけは何問(何ページ)ごとにする。
 ・50分取り組んだら、計算の途中でも10分休む
 ・間違えた問題の解きなおしのタイミング(その日の予定が終わってからとか、丸つけの直後とか)
 ・解きなおしは正解するまで何度でも取り組む
などです。

これに取り組むことのメリットは
 ・全部できたら達成感を得られる
 ・全部できなくても、できなかった原因を分析して、夏の学習にむけて改善できる
 ・時間の使い方を身につけられる
 ・学校のない日でも、朝起きられる(計画の立て方次第ですが)
 ・学習が、生活のリズムを作る
などなど、精神的なことも含めて多々あります。

使うのは計算や漢字、社会の白地図などいろいろありますが、1科目につき1冊がいいです。
あまり手を広げすぎて、量が多すぎてもうまくいきません。
こんなにできるかな? でも、がんばればできるかも!
くらいがちょうどいいです。

塾からの宿題もあるかと思いますので、それとのバランスもとって、ちょっとだけ無理をするくらいがいいです。

目標学習時間は、塾や学校がなければ、5年生は1日5時間、6年生は1日10時間!!

1日10時間ってすごく大変そうですが、睡眠に8時間でものこり16時間あります。
食事やお風呂など生活に必要な時間や、インターバルの休憩時間を除いても2時間くらいは自由な時間ができます。
日々の学習時間も記録すると、これも達成感につながりますし、
また、夏の学習に向けての改善点を探るヒントにもなります。

子どもの学力をゴールデンに伸ばす! (ちょっと意味不明?!)
そんな1週間を、ぜひお子さまと計画をたてて、見守ってあげてください。