訃報に寄せて(あざみ野)

こんにちは!
取り立てて野球が好きというわけではなかったのですが、学生時代に神宮球場に何度か足を運んで、青い傘を持って声援を送った思い出もある澤井秀太郎(さわいしゅうたろう)です。

野村監督の思いがけない訃報、誠に残念な思いです。

ビジネスでも、あるいは、受験勉強においても通用する様々な名言を改めて思い返しています。

例えば、「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし。」
思う成果が出ないのは、必ずどこかに原因がある。
テストの結果もそうですし、仕事の成果もやはりそう。
心のどこかででも「これくらいでいいかな」というときはたいていうまくいかないものです。

「練習は本番のように」
これもずっと受験生に伝えている言葉です。
練習でできないことが本番でできることはありません。
例えば、模試を受けるにしても、本番と同じくらいの心づもりで取り組むこと。
本気で取り組むから、テストを受けている間でも学力は伸びるんです。

もう一つ、これは私がことあるごとに意識している言葉です。
「心が変われば、態度が変わる
 態度が変われば、行動が変わる
 行動が変われば、習慣が変わる
 習慣が変われば、人格が変わる
 人格が変われば、運命が変わる
 運命が変われば、人生が変わる」
いかがでしょう。
ご存じの方も多いかもしれません。

私のように年齢を重ねていくと、変わるということが難しいと言われます。
それでも、よりよい未来のために、「人生を変え」たいと思い、行動しています。

子どもが学習に向かうのも同じことなのかもしれません。
目標をもって、日々取り組む。
その取り組む内容はルーチンとなっていて、これを数か月続けていくことで習慣化される。
続けるという、最も難しいところをクリアすることで、必ず成績は上がります。

そうやって何人もの成績を上げてきた子を見ています。

人生の師とも言える野村監督の言葉。
その声を聞けなくなったのは本当に残念ですが、その言葉を胸に子どもに幸せな未来を生きる術を伝えていきます。

今回もお読みいただきありがとうございました。