子どもが自ら伸びる塾

もうすぐ息子の4歳の誕生日。
プレゼントには何が欲しい! とそんなことまではっきり言うようになりました。
とうちゃんがんばるね! と心の中で語り掛けながら、この子も中学受験したいというのかな?
などと通勤電車の中でうつらうつら物思いにふけっています。

さて、今回は塾について。

僕が大学生になって、塾講師のアルバイトを始めた30年前は
塾といえば集団授業があたり前でしたが、現在は個別指導が7割近くなりました。

それは端的に言えば、経験豊富なすばらしい授業ができる先生よりも、
素人の大学生の方が、生徒の成績をあげられたからです。

なぜかといえば、集団の中では見過ごされてきた子を勉強に向かわせることが、
個別指導ではできたからでした。

学校にいても塾にいても、授業中先生の話を聞かないで勉強しなかった子たちが、
個別指導で塾にいると、塾にいる時間は少なくとも勉強する。

勉強という「行動」が増えれば成績が上がる。

今にして思えばあたりまえの仕組みを、個別指導は世に知らしめました。

そして、ここからの時代、そこからさらに先に行かなければいけません。

子供を勉強に向かわせられる。
それによって個別指導は集団授業よりも成績が上がる指導形態になりました。

先生の授業がわかりやすいかとかどうかじゃなく、
「子供が勉強する仕組みが大切なんだ」と誰かが気付き始めました。
そうして、先生がほとんどいない自立学習型という塾の形が最近は増えています。

QLANで個別指導をやっていても、先に家でしっかり勉強してきて、
問題意識を持って授業に来る子と、来てやらされるだけの子では伸びがまったく違います。

そういう伸びる子達に関しては、勉強時間のうち先生に頼っている時間の割合は少ないのです。
実際、毎日のように自習に来て、授業時間では必要なことだけ質問している中学生のひとりは
進学校の上位コースでトップレベルの成績を取っています。

これからの時代、子供を自分で勉強させるにはどうすればいいかという、
一番コアの部分をどこまで突き詰められるかが、塾としての品質になっていくと思います。

繰り返しになりますが、自分で勉強した方が速いんです。

だからQLANでは、「自分のやる気を自分で引き出す方法」
それに一番こだわっているんです。

それは受験が終わった後も、そして大人になってからでも同じです。

一生続く勉強を、ちゃんと続けられる子に育てよう。



自ら伸びる力を育てよう。