国語の超重要ポイント その3

国語の超重要ポイントについて、続けます。

今回は物語文の読解について。
物語文では登場人物の心情とその変化について客観的に読み取ることが求められます。
この「客観的に」というのがポイントで、自分だったらどう思うというのではいけないということです。
あくまで文章に書かれている情報から心情を読み取ることが求められます。

とはいえ、自分で感じたことのない感情について、文中の表現から読み取ることはできません。
ですので、心情を直接表すことばについては、
「知識」として知っておかなければならないものが多数あるのです。

心情を直接表す言葉、すなわち「心情語」については後述しますが、
普段から国語の学習に取り組む際に、手元に国語辞典を置いて、意味の分からない言葉については
すぐに調べる習慣をつけておくことも大切です。

もちろん、辞書で調べた意味が分かりにくいこともあるでしょう。
ですので、その場面で起こったできごとによって、その気持ちになる。
ということを「知識」として蓄えていくのです。

そうすることで複雑な心情、葛藤というようなものまで読み取ることができるようになります。

その上で、次回からは「子どもが理解しにくい3大テーマ」
・親子関係
・恋愛感情
・死者への思い
について書いていきます。

随筆文・物語文などによく出てくるテーマですが、
子どもは実体験としてこれらを持たない場合が多いです。

ですから、「知識」が必要なのです。

 

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