2022年4月4日
さて、前回の続き、計画の立て方です。
計画を立てるにあたって、塾の授業の時間帯など動かせないものは先に入れておきます。
また、起きる時刻、寝る時刻も(8時間程度は睡眠をとるように心がけてください)。
起きている時間が16時間として、そのうち、9時間程度塾の授業があるとして、まだ7時間あります。
食事やお風呂など生活に必要な時間、塾への移動時間などに3時間かかるとして、まだ4時間あります。
この4時間で日々取り組むべき漢字・計算や講習の宿題や復習にプラスしてすべきことをリスト化します。
リストにはテキスト名とページ数を明記します。
その1で述べた、この夏に克服すべき課題がここにずらっと並びますが、優先順位をつけて、全部やり切ろうと考えないことも大切です。
優先順位については、受験を予定している学校の過去問の出題傾向を見て決めるのがいいでしょう。
たとえば、算数で立体図形が得意でないからといっても、過去問の出題が極めて少ないのであれば、優先順位は低いということになります。
あるいは旅人算に課題があるとしても、どういう出題のされ方をしているのか、往復の旅人算は? 周回の旅人算は? と見ていって、これも出題されているかどうかで判断します。
そうやって、課題を絞っていくのはまさに夏休み前のこの時期にしておきましょう。