こんにちは!
休日にお出かけして、3歳の息子を普段よりも長く抱っこして、体中が筋肉痛になっています。
とはいえ、抱っこをせがまれるうちがしあわせですね。
さて、今日は目標を設定する際のポイントについてお伝えします。
ポイントは5つです。
まずは、今立てている目標は未来のあるべき姿とか理想の姿に近づくためのものであるかどうかが大事です。
たとえば、模試や定期テストの偏差値や点数、順位などを目標にするならば、それはその先にある入試につながっているかどうかです。
あるいは、1週間の学習計画において、どの問題をできるようにするのかということであっても、それは入試の出題傾向に沿ったものであるかということです。
次に期限を切っているかということも大事です。
いつまでに、何をできるようにするのか。
何を終わらせるのか。
たとえば、6年生で「4科のまとめ」に取り組んでいるのであれば、それを12月までに2回取り組む! とか、それこそ塾の宿題をその日の何時までに終わらせるのかとか、ということです。
3つ目は、目標に向けての行動が具体的かということです。
何に、どこまで取り組むのか。
たとえば、理科と社会は予習シリーズを3回読んで、いくつかの重要語句をノートにまとめてから、演習問題集に取り組むとか、漢字の学習では、まず全て音読して意味も確認してから1回ずつノートに例文も含めて書くようにし、翌日テスト形式で覚えているか確認するとかです。
単に今日は理科と社会の勉強をする! というのとは違うのです。
それから、目標は計画とセットで計測できるものになっているか? というのも大切です。
前回の模試では理科で点数が低かったから、今度は理科を頑張る!
よく聞きます。
でも、頑張ったというのはどのように測れるのでしょうか?
次のテストで点数が良かったとして、何をしたから、あるいはしなかったからよくなったのでしょうか?
点数では測れるかもしれませんが、学習を具体的な計画通りに進めた結果なのでしょうか?
計画通りに進めたが、目標の点数に達しなかったとき、はじめて、計画の足りない部分が見えてきます。
あるいは、テストによっては前回より著しく難度が上がっているかもしれません。
計画と結果を照らし合わせて、検証することで、次のステップが見えてくるものです。
最後に、目標や計画が、「これならできる」というものになっているかどうかは、モチベーションにも関わってきます。
余りにも現実離れしていて、それを達成するためには時間や現状から不可能であることが明らかな目標は、目標足りえません。
また、あまりにも簡単に達成できてしまうようなものも成長につながりません。
目標とは、自らを成長させていくために設定するもので、現在の自分よりほんの少し高い位置に設定するのが望ましいです。
まとめると、
1.理想の状態と関係ある目標か
2.期限はいつか
3.具体的な計画になっているか
4.計測できる目標や計画か
5.努力して達成できる目標か
ということになります。
この週末、6年生は合不合判定テストですね。
テストの結果に一喜一憂する気持ちは痛いほどわかりますが、目標に対して学習計画があっていたのか、そもそも計画通りできたのか、その結果、点数や偏差値がどうなったのか。
そこから導かれる課題や学習計画に修正は必要か。
など、振り返りをできるようにしておくことで、必ずステップアップできます。
一緒に、こういうことをできるようにしていきましょう!