骨折した息子の右手首のギプスがとれ、毎日元気に遊んでいるのをほほえましく見ている澤井秀太郎です。
宿題のひらがなの練習を左手で毎日健気に取り組む姿が印象的でした。
さて、どの塾も夏期講習のご案内が始まっている時期です。
QLANでも7月1日から9月30日までを夏期講習の期間として、長く、熱い夏を迎える準備を進めています。
受験生にとっては入試前の最後の夏休み。
ここをどう過ごすのかというのが、志望校合格にむけての大きなポイントです。
ただ塾の授業に出席するだけで点数は伸びないことは、ご存知のことと思います。
夏の学習をより有意義にするために、夏前にどれだけ準備ができるかが、夏以降の伸びのカギとなります。
ところで、リンカーンってご存知でしょうか。
アメリカ史上最も偉大な大統領と言われるリンカーンですが、
「人民の人民による人民のための政治」など数々の名言でも有名です。
そんな名言の一つにこのようなものがあります。
「木を切り倒す時間が6時間あれば、私は最初の4時間を斧を研ぐのに費やすだろう。」
木を切るという目標に対して、斧を研ぐという準備時間になんと、その3分の2の時間を使うというのです。
リンカーンがいかに計画や準備時間という「段取り」を重要視しているかということがわかります。
段取りの語源は歌舞伎から来たものであると言われています。
「段」は話が一段落する、といった意味になり
「段取り」は、芝居などで、筋の展開や組み立てのしかたという意味を持ちます。
今ではもっと広く、さまざまな分野で物事を行う順序や手順、準備のことを指す言葉として使われています。
ビジネスの世界では、「段取り八分、仕事二分」と言いますね。
いい仕事をするには、段取りが大事だということを表しています。
段取りがうまくできていなければ、出たとこ勝負になってしまい、それでは、いい仕事にはなりませんからね。
夏の過ごし方も同じです。
夏前にどれだけ準備ができるか、段取りができているかで大きな差がつきます。
具体的にどんな準備が必要なのか。
それについては次回触れてまいります。
最後に、冒頭でも触れました通り、QLANでも夏期講習があります。
夏期だけご参加いただくこともできますが、準備を含めてこの夏を例年よりも有意義に過ごすために
ちょっと早めに始めてみませんか。
ご相談だけでも承ります。