いよいよ受験生には天王山ともいわれる夏が迫ってきました。
国語に課題を抱えるお子さんも多くいらっしゃるかと思います。
そんな国語の点数を上げるために何をすればいいのか。
今回はそこのところについて述べてまいります。
まず、漢字や語句などの知識
漢字は読み・意味・書きの順で覚えます。
特に大事なのは意味です。
漢字の学習って、漢字テストで点数を取るためにするのではありません。
漢字を身につけることでことばの知識の幅を広げていくためのものです。
使えることばにしていくことが大事です。
語句の問題演習では、例えば四字熟語の空欄を埋める問題、
埋めるべき文字だけ直しても意味はありません。
四字熟語として、意味と使い方を覚えて、その上で書けるようにします。
あるいは、ことわざなどで、選択肢から選ぶような問題、
記号だけ赤で書いても、身につきません。
そのことわざなどを書きだし、意味と結び付けて覚えるようにします。
宿題やったの? やったよ!
の「やった!」が
上記のような問題を解いただけ、間違いやわからなかったところの答えを赤で書いただけで
点数が伸びることはありません。
声に出したり、何度も書いたり、これを覚えるまで繰り返すようにします。
文章読解の問題。
読解の仕方について述べるとそれだけで超大作になってしまいますので、演習後についてのみ触れます。
解説をしっかりと読むこと。
これ、結構できていないです。
答え合わせで終えてしまって、せっかくの解説を読まない。
もったいないおばけが出てしまいます。
文章のどの部分が解答の根拠になるのか。
そこを常に確認するようにします。
解きなおしでは、答えそのものはわかってしまっていることもありますが、
なんでその答えになるのかというところがポイントです。
そこを自分で確認するようにしましょう。
QLANでも夏期講習が始まります。
2学期の模試で1学期を超え、志望校に一歩でも近づくための
基礎固めを重視して指導します。