こんにちは!
ようやく春めいてきて、日中はちょっと暑いと感じるようになってきました。
受験を終えた6年生も、中学入学後の学習の準備にいそしんでいます。
ついこの間入学式を迎えた息子も、もうすぐ小学2年生。
月日の経つのが早いこと。
子供の成長もあっという間ということを
つくづくと感じる
QLANあざみ野校 澤井秀太郎です。
さて、今回は学習に取り組むときの
3つのNG行動について書いていきます。
該当してないか要チェック。
もし当てはまっている場合は
脱却できるように意識してみましょう!
『意外とやっちゃってるな……』が多いかも(?)
その3つのNGとは?
です。
■ノートを綺麗にまとめること
■ひたすら語句を書いて覚える
これらの方法はなんとなく良さそうに思えて
“実は危険な勉強法ランキング”圧倒的な1位。
(こんなランキングはありませんが……)
これらは全てインプット(=覚える)はしているけれど、
アウトプット(=覚えたか試す)ができていません。
覚えたらテストを学習の1セットとしましょう。
アウトプットまでが学習です!
ノートまとめの課題や学習に
時間を費やしてしまうお子さんは少なくありません。
ただ、それだけで終わると覚えたかまでは把握しきれないのです。
宿題に取り組むとき、
問題を解いて、マルかバツを付けるだけで
終わりにしていませんか?
①の「ただまとめる、ひたすら書く」を解消して
アウトプットを始めた生徒が陥る次のワナがこれです。
もしマル付けまでで勉強を終わりにしているなら、
丸付けをする目的があいまいになっているかもしれません。
【学習における成長とは】
レベル0 やっていない ⇒NG
レベル1 解いてマル付けをしない ⇒NG
レベル2 マル付けまでしておしまい ⇒NG
レベル3 マル付けをして、解説まで読む ⇒惜しい!
レベル4 解説を読んでノートにポイントを書き込む ⇒惜しい!
レベル5 解き直して、図を書いたり、文章に線を引いたりしてマルにする ⇒パーフェクト!!
内容を忘れないように1ページごと、
あるいは、大問ごとに丸付けをすることもポイントです。
マル付けをするかしないかで、
あるいは丸付けまでしているのに、
学習の質を低くしているお子さんもいらっしゃいます。
逆に言えばそこに成長の余地があります。
今のうちに見直して普段の学習に取り入れていきましょう。
■音楽を聴きながら
■テレビを見ながら
■何かを食べながら
言うまでもなく……という感じですが、
結構やってしまいますよね。
これらは覚えようとするパワーを邪魔します。
メリハリを付けて短い時間で
学習に取り組む方が何倍も効率が良いです。
子どもたちによく言うのは
『勉強するなら勉強する、遊ぶなら遊ぶ。
スマホと勉強を並行してダラダラ2時間やるのではなく
1時間ずつ本気でやったほうが清々しい』ということです。
学習がスマホやゲームに阻害されるのは言うまでもなく、
反対にスマホやゲームをするときも
学習と並行していたら罪悪感があって
そっちに集中できないですね。
解決策はお家の人に
それぞれの時間を約束・宣言しておくこと。
約束しても守れないレベルであれば依存症です。
そこまで行くのであれば没収してしまう。
それが生活を守るために必要なことだと思います。
いかがでしたでしょうか?
学習法は人それぞれですが、
やっちゃいけないNG学習法はだいたい決まっています。
勝ちに不思議の勝ちあり。
負けに不思議の負けなし。
これは学習でも同じです。
最強勉強法はないが
NG勉強法はある
ということですね。
QLANの指導の根幹もここにあります。
授業中にお子様がNG勉強法のどこに引っ掛かっているか
それを見つけてあげるのも塾の役割。
子どもたちも悪気なくやってしまっているパターンがあるので
気付かせてあげたいものです。