こんにちは!
息子の学校の保護者会に参加し、
今年度の先生も、経験豊富かつ厳しさ、優しさを
兼ね備えていらっしゃる様子に安心した
澤井秀太郎です。
さて、今回は前回に引き続き
インプットとアウトプットについてです。
前回、インプットとアウトプット、
どちらが重要? ということで、
どちらも重要で、バランスが大事という結論に至りました。
そして、今回は効果的なアウトプットの仕方について
お伝えしてまいります。
そもそもアウトプットすることで、
どんな効果があるのでしょうか。
実は、脳というのは
反復されることを重要視して、
記憶し、思い出しやすくしようとします。
アウトプットはこの反復にあたります。
脳にインプットされたことを
取り出すのがアウトプットです。
この回数が増えると、
重要度が増し、
取り出しやすくなるということです。
具体的にしましょう。
漢字を50個覚えるという課題があるとします。
まず、いったん書いて覚えます。
覚えたかどうか、一通り書いてチェックします。
次に、まちがえたところ、覚えきれていないところを
覚え直します。
ここが分かれ道です。
覚え直した後のチェックで
覚え直したものだけ書くのか、
50問全問書くのか。
どちらが良いのでしょう。
結論から言うと、
50問全問書いてチェックする方が良いのです。
というのも、
先に述べました通り、
繰り返せば繰り返すほど
脳は重要度を高め、
思い出しやすくなります。
ですので、全問チェックをすることで、
その50問をすべて取り出しやすい記憶にします。
明日のテストのためだけならば、前者でもいいのかもしれません。
でも、何のための学習かと考えると、、、。
後者を選んでほしいと思います。
覚えるべきことは
短期ではなく長期の記憶に。
そして、取り出しやすい、思い出しやすい記憶に
していくことが、長い目で見て
入試本番の点数に繋がります。
漢字に限らず、
覚えればいいことについては、
このように取り組むことをお勧めします。