算数。
ほとんどの受験生が程度の差こそあれ課題を抱える科目です。
しかしながら、算数が合否のカギになることもまた多くあります。
そんな算数の点数を上げるために何をすればいいのでしょうか。
まず、第一に計算力です。
日々の計算練習は必須です。
制限時間を設定して、時間内に全問正解しきる練習を重ねます。
時間帯は午前中。学校に行く前に取り組むのが望ましいです。
解きなおしは放課後で構いません。
次に、自分の手で図を書いて考えることです。
簡単な問題であっても、図を書いて解く。
線分図、面積図、樹形図、平面図形、立体図形など。
自分で書いてこそ、気づきもうまれ、理解が深まります。
線分図や面積図は、授業で先生が書くのをよく見て、
先生が書くのと同じ順序で書くように心がけましょう。
帰宅後、もう一度同じ手順で書く練習をします。
後日宿題で同じような問題に取り組む際も、この書く手順に
したがって書くようにしましょう。
この書き順が意外と大切です。
基本問題レベルを全てこのように練習することで、
練習問題レベル、発展問題レベルにも通用するようになっていきます。
逆にここをおろそかにしているうちは、練習・発展レベルは自力で解ききるのが難しくなります。
最後に、「苦手」と言わないこと。
これはお子様本人だけでなく、保護者様もお気を付けください。
とくに保護者様に苦手だからしょうがないなんて言われると、
子どもも自然とそう思うようになり、できなくてもしかたないという気持ちになってしまいます。
解けないのは、点数が上がらないのは、「苦手」なのではなく、
練習量が足りないのです。
習い事のピアノやスポーツ、
1回とりくんだら、お終いでしょうか?
ピアノの練習曲、うまく弾けるまで何度も繰り返しますね。
野球の素振りやサッカーのリフティングも同様でしょう。
算数の問題(算数だけではないのですが)は1回解いたら、それでおしまいですか?
あるいは、解けなくても解説を読んでノートに書き写してできるようになりましょうか。
否です。
自力でできるまで繰り返す。
もちろん、毎週単元が変わり、宿題もいっぱいある中、
そんなことできないようとお子さまはお思いになるかもしれません。
でも、その時間を作るんです。
大人になってから実感すると思うのですが、時間を作るスキルって大切です。
それを小学生のうちから練習できるんです。
すごいことですよね。
どうすればいいか?
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