中学受験は1:2個別指導で!

算数の図を書けるようにする

こんにちは!

先日、中学生のころから心酔しているバンドの
デビュー40周年のライブに足を運び、
60歳を超えて挑戦し、進化し続ける姿に感銘を受け、
僕も同じように進化し続けたいと思う澤井秀太郎です。

推し活に協力してくれる家族に感謝の気持ちもいっぱいです。

さて、今回は暗記だけでは対処できない問題、
算数編です。

受験算数は図を書けるようになることが必須の科目です。

例えば、売買損益の問題。

「ある商品に仕入れ値の2割の利益を見込んで定価をつけましたが、
 売れないので定価の1割引きで売ったところ、40円の利益が
 ありました。この商品の仕入れ値はいくらですか。」

これくらいなら図を書かなくても解けるよという子もいるかもしれません。
でも、量の関係を目に見えるようにすることで、解きやすくなり、
また、ミスも防げます。

早速、図を書いてみましょう。

まずは「ある商品に仕入れ値の2割の利益を見込んで定価をつけました」の
部分を書きます。

次に、「売れないので定価の1割引きで売った」の部分を書き加えます。

まだ、完全ではありません。「1割引きで売った」ので、売値を書き加えます。

最後に、「40円の利益がありました」の部分を書き込みます。

ここまで書くと、仕入れ値と定価、売値の関係が目で見てわかるようになります。

ここから、割合(比)をそろえていきます。

仕入れ値と売値の差の割合(比)を求めたいので、次の連比を使います。

 仕入れ値 : 定価 : 売値
  10  : 12
        10 : 9
----------------
  50  : 60 : 54
= 25  : 30 : 27

となるので、仕入れ値と売値の比は

 「25」:「27」

利益の40円は仕入れ値と売値の差なので、
この比の「2」が40円とわかります。

ですので、

40円÷「2」×「25」=500円

仕入れ値は500円とわかります。

 

量の関係を図に表すことで、解きやすく、ミスも防ぎ
点数につなげることができます。

図は普段から書くことで上達します。
はじめから完璧にかける子はいません。
できるまで何度も練習することが大切です。

 

QLANでは7月1日から夏期講習がスタートします。
中学受験に向けての学習、個別指導でお子様の課題を
解決しませんか。