神奈川県の公立高校へ進学したい方

クラン青葉台校　室長の小西です。

今日は来年、公立高校へ進学したい方向けに情報提供をさせて頂きたいと思います。

来週の３月２３日（金）が、おそらく多くの中学校で終業式だと思います。

成績表もらいますよね？

成績表をもらったら、各教科の点数を合計してみましょう。

仮に、９科目（英・数・国・理・社・音・美・技家・体）が全て成績が「３」だと

すると。合計点は２７点になります。

そして、その合計点を×３してみましょう。オール「３」の場合、合計「２７」

ですから「２７」×３で「８１」になります。

何のためにこんなことをするのか？と言うと、これから中３になり、まだ成績を

上げるチャンスはありますが、仮に、このまま成績が変わらなかった場合、この

現状成績×３倍した点数が、そのまま高校に出される内申点になるからです。

オール「３」のまま推移した場合、高校へ出される内申点は「８１」になります。

各公立高校、おおよそ目安になる内申点があります。目安はどのように決めている

かというと、前の年に合格した生徒の内申点の平均を目安としています。

青葉台から比較的通いやすい地域の公立高校を以下に記載してみました。

※平成２９年度入試結果のデータです。

※入試得点＝合格者の入試得点平均（５科合計）です。

×３倍した数値がどの高校に近いでしょうか？

仮にオール「３」だとすると、上記の中で、近いのは３校です。

「今の成績だと、この３校ぐらいが成績的には行けそうな高校なんだろう」

という目星がつきます。

ただ、安心しないでください！成績だけでは合否がきまりません。その隣の

入試得点の欄を見て下さい。おおよそ上記の内申点があり、さらに入試得点に

ちかい得点が取れないとなりません。内申が届いていても、入試得点が下回る

と不合格になる可能性があります。

逆に内申点が届いていない場合「もうダメだぁ～！」と思うのはまだ早いです。

入試で得点ができれば合格の可能性があります。ただ内申が足りない分、

足りている生徒以上の得点を取らなければなりません。入試までまだ時間は

ありますから、入試に向けて得点力を上げることはまだまだ可能です。

中学３年生になって、まだ成績を上げるチャンスもあります。

内申点だけで見た場合、どの辺の高校なのか？を把握する方法でした。

実際にはS１値という１０００点満点の数値で合否が決まりますから、中学３年生

の成績も見ないとなりませんし、模擬試験にも参加して入試でどのぐらいの点数が

とれそうか？というのも見る必要があります。

堅く公立高校に進学したい場合は、しっかりS１値を把握しましょう。

個別進学塾クラン、高校受験にもバッチリ対応できます。

神奈川県の公立入試（私立）に関して、なんでもお答えしますので、遠慮なく

ご相談下さい。