こんにちは!
先日の日曜日は、
地元川越の一大イベント、
「川越祭り」に家族で行ってきました。
私をはじめ、嫁も息子もお祭り好き!
たまたまドイツから実家に遊びに来ていた
妹とそのパートナー(ドイツ人ですが、日本語が堪能で安心)も
一緒に、屋台や山車、その山車の上で披露される神楽など
皆で楽しんできました。
そして、1年分くらい歩いたんじゃないかというくらい、
歩いたので、足がパンパンになってしまった澤井秀太郎です。
さて、今回お伝えする「学習の段階」とは、
習熟度を大まかに分けたもので、
次の4つに分けることができます。
① 知らないというを知っている
ソクラテスの「無知の知」とは若干違いがあるかもしれませんが、
「自分はそのことを知らない」ということを知っているというのは、
学習の第1段階と言えます。
たとえば、習ったことのない単元の問題を解くのは難しいでしょう。
どんな単元・分野であっても、学習とはまず「知る」ことから始まります。
「割合って聞いたことがあるけど、解き方がいまいち分からない」
というのがこの段階に当たります。
この段階でテスト点につながることはまずありません。
② ヒントがあれば解ける
例題を見ながらであれば解ける。
あるいは、先生にヒントをもらったら解ける。
というのがこの段階です。
何かきっかけがあれば答えにたどり着けますが、
問題を見て0から自分で解いていくことが難しい
状態です。
本番のテストではヒントはもらえないので、
この段階でも点に繋がることはありません。
③ 考えると解ける
時間はかかってしまうものの、
例題やヒントがなくても自分で考えたら解ける。
というのがこの段階です。
自力で解くことができるので、
この段階からようやく点に繋がり始めます。
とはいえ、1問1問を考えて解くために
時間が足りなかったり、
あるいは、ミスをしてしまったりと
テストの点数が安定しない段階でもあります。
④ 考えなくても解ける
問題を読んだだけで
「この解き方をしたらいい」
と思い浮かぶ段階です。
たとえば、図はこのように書けばいいとか、
文章の流れがこうなっているから
ここに筆者のイイタイコトが書かれているはずとか、
考えるというよりも、それまでの経験から
解き方を導き出せる状態です。
考える時間が極めて少なく、
すぐに解くことができるので、
スピードが上がり、ミスも少なくなります。
テストでの点も安定してきて、
応用問題にもチャレンジしていくことができます。
これらのことは
掛け算の九九に例えると分かりやすいかと思います。
小学校2年生で掛け算を習いたての頃は、
「掛け算って何だろう?」と①の段階にいました。
そこから「イラストでのヒントがあれば解ける」ようになって
②の段階にいき、
「ろくいちは6、ろくに12・・・・・・」と
それぞれの段をはじめから唱えていくと
解けるようになり(③の段階)、
最終的には式を見るだけで九九を
反射的に解けるようになります(④の段階)。
テストで安定して点を取れる人は、
たいていこの④の段階の単元や分野が
多いはずです。
もちろん、単元や分野による得手不得手もあり、
③や④の各段階にいたるまでにかかる時間は
人それぞれです。
それでも、程度の差こそあれ④の段階にいくためには、
少なくはない問題演習や反復練習の
「量」が必要になります。
同じ問題を解き直すのは、
塾の宿題が多く、(気持ち的にも)やりきれない
お子さんには、めんどくさいという気持ちだけでなく
時間的にも厳しいかもしれません。
でも、本当に必要なのは基本の反復なんです。
QLANでは、そこのところを教師が全員意識しています。
やらなくていいことまではやらせず、
やるべきことを徹底する。
そうやって、合格に導いています。
冬休みが近づいて、塾生には冬期講習の案内が始まっています。
この冬、QLANで学力の土台の見直しを1科目からでも
ぜひご体験ください。