2024年11月21日
前回から随分と間が空いてしまいましたが、今回からは夏の算数の学習についてお伝えします。
夏休みも半ばに差し掛かりましたが、小6の子たちは毎日のように塾で朝から夕方まで授業があって、自宅での取り組みに十分な時間を当てることが難しいのではないでしょうか。
それでもこの夏に、弱点単元の克服に取り組んでいる子は多いはずです。
ただ、単元ととらえると、その量はかなりのものになります。
たとえば、「速さ」の単元には「速さの基本」「旅人算」「流水算」「時計算」「図形上の点の移動」などがあります。
過去問と比較して、特に毎年のように出題されている単元のなかの項目にしぼっていくことで、効率よく弱点克服に取り組むことができます。
さて、そういった項目について学習するにあたってどんな問題に取り組んだらいいのでしょうか。
一般的に、成長のためには負荷が必要です。
例えば、筋力トレーニングにしても、負荷のかからないところでいくら取り組んでも、筋力はアップしません。
反対に、負荷をかけすぎるとどうなるでしょう。今度は、体が耐えきれず、翌日のトレーニングにも差し支えます。
人は自分の力を大幅に超えるものにチャレンジしても成長できないのです。
では、どうすれば?
次回に続きます。