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夏の過ごし方 その4 国語の学習

夏にすべきことが決まり、1週間ごとに取り組むべき課題も明確になりました。

あとは、計画通りに日々取り組むだけです。

 

ここからは科目ごとに取り組む際のポイントを述べていきます。

 

まずは国語です。

ポイントは3点。

 

まずは、様々なタイプの文章に触れること。

 

受験予定の学校に限らず、塾に常備されている赤本(過去問題集)を利用するのもいいでしょう。

読解問題にさほど苦手意識を持たないのであれば、実際に解いてみるのも効果的です。

解いていくうちに、

 どんなところで時間がかかるのか。

 思ったより記述が書けない

 単発の文法問題でつまずく

など、新たな課題に気づくこともあるでしょう。

読解がそれほど得意ではないのであれば、文章を読む基本作法を復習します。

物語文であれば、「登場人物の気持ちの変化」と「そのきっかけとなるできごと」を丁寧に追います。

説明文であれば、「事実(具体)と意見(抽象)」を意識して「段落ごとの中心文」を追い、筆者の主張を読み取ります。

 

次に、テキストでも過去問でも、意味のよく分からない言葉や表現はすぐに調べること。

そのために国語辞典を箱から出して、手の届くところに置いておくとよいでしょう。

練習ですから、テストのようにする必要はありません。

自分で使える言葉にできたら素敵です。

 

最後に、日々漢字の学習に取り組むこと。

「練習」ではありません。「学習」です。

漢字の学習を通じて、「ことばの意味と使い方」を身につけることで読解にも活きる力を身につけます。

まずは漢字を読めて、意味が分かること。書けるようにするのは、後からでもできます。

 

この3つのポイントを意識して、夏の国語の学習に取り組んでください。