小学校1年生の息子も、初めての夏休み。
今週から午後の授業がなくなって、いつもより1時間も早く帰ってきます。
おとうちゃんがお休みの日を待っていたかのように、ベランダで一緒にプール遊びです。
暑い夏なればこそ、ちっちゃなプールでもきもちよく遊べますね。
さて、今回は私が受験生だった中3のこの時期に意識していたことを書きたいと思います。
受験の天王山とも言われる夏を迎えんと、準備をしています。
夏が終われば、受験本番が刻々と迫ってくるというプレッシャーもあります。
やるべきことがたくさんあって方針が据えにくいこの時期ですが、意識するべきは「基礎」です。
テキストの問題を解いたあとは必ず復習をして、
できていない問題の「基礎」までもどって確認します。
「基礎」というのは「簡単な問題」ではなく、入試問題を解き切るための「土台」のことです。
できなかった問題を見つけたら「予習シリーズ」や「新演習」の単元に立ち返り、
例題や基本問題を徹底的にやりこみます。
そのときのポイントはどうしてこの式になるのかとか、どうしてここに補助線を描くのかとかです。
そして何周も問題を解き、解けない問題はない状態にしていきます。
見たことのある問題、解ける問題を増やしていくことで「基礎」が固まって、
初見の問題でも対応できる力がついていきます。
ですから、この夏はがむしゃらに新しい問題を解くのではなく、
今まで出会った問題の中でできない問題はないようにするために、
やったことのある問題を何回も解くことが大切です。
大谷選手をはじめとする、プロの野球選手も、
バットの素振りやキャッチボールを日々欠かさないでしょう。
そんな中で違和感があったら、徹底的にそれを解決していっているはずです。
スポーツに限らず、芸術分野だろうと、芸能の分野であろうと、根っこは同じはずです。
「迷ったら基礎に戻る」をキーワードに受験を乗り切っていきましょう!