前回の続きです。
何か目標をもって勉強するか、勉強することの楽しさを感じていなければ、勉強なんかしません。
ということで、目標を持たせたり、勉強することの楽しさを感じさせるにはどうしたらいいのでしょうか。
今回はそこについて、お伝えします。
例えば、ゲーム。これはほっといてもずーーっとやっているわけです。
(むしろ、ほっとくとずーーーーーーっとやりますね。)
なぜでしょうか? 簡単ですよね、ゲームの楽しさを知ってるからですよね。
ゲームの楽しさは、
それまでクリアできなかったことが、何度か挑戦することでクリアできること。
目に見えて、数値的にレベルが上がること。
物語の世界に身を置いて、冒険などを体験できること。
などが挙げられると思います。
勉強でそれができるといいですね。
できなかった問題を何度か挑戦することでクリアして、
繰り返し練習することで、レベルアップ(点数が伸びる)する。
物語文を体験的に読める。(これは賛否あるかと思いますが)
とはいえ、そううまくはいきません。
ですので、
まず、勉強をやらせようとするのではなく、
子供が『勉強やりたい!』
または、
『勉強しないとヤバい』って思わせることです。
塾の先生とそこは連携すべきです。
あるいは学校の先生にも相談するべきです。
そして、連携して協力するんです。
親が子供のことを十分理解していると思ったら、実は大きな間違いです。
子供は色々な場面で、色々な表情を持っているんです。
だから、学校での様子、塾での様子。
そういうのを聞きましょう。
すると、子供は何かしらの分野で輝いてるんです。
その個性を理解することから始めましょう。
小中学生なら、勉強は苦手かもしれないけど、学校の行事で、中心になって活動している。
そういうのを学校の先生から、聞いたら、子供とそれについて話しましょう。
『いま、学校で文化祭について、話し合ってるんだってね。
○○がクラスの中心になって話し合ってるって先生が誉めてたよ。
ママ、嬉しかったな。いまクラスで何をやろうとしてるの?』
このように、まずは子供のことに、もっと関心を持ちましょう。
そして、子供を認めてあげることです。
認められると、子どもは(というより、人間は)喜び、
その人にまた認めてもらいたいという気持ちになります。
そこで、勉強しなさい! ではなく、
どうなったら、あるいは、どうしてくれたらうれしいのかを伝えます。
今回はこのあたりで。
次回も、同じ話題で書いていきます。