こんにちは!
息子が郷土かるたの練習をしていて、
対戦したのですが、本気でやっても勝てなかった
QLANあざみ野校 澤井秀太郎です。
地元の様々な文化について知るいい機会になりました。
学校対抗の大会もあるとのことで、頑張っているのを
応援しています。
さて、今回は
「勉強って何のためにするんだろう?」
ということについて綴ってまいります。
お子さまは塾に通っているかに関わらず、
どうして勉強しなきゃいけないの?
という思いを持つのではないでしょうか。
そして、そういう質問に対して、お母さまもお父さまも
これが正解! というような回答を伝えるのが難しいのではないでしょうか。
実は、何のために勉強をするのかという問いの答えは
「絶対の正解」がないのです。
もちろん、志望校を目指して受験勉強に取り組んでいるお子さまは
受験のために勉強しています。
また、明日学校で漢字テストがあるから勉強するということもあるでしょう。
でも、それって正解なのでしょうか。
志望校に合格するために勉強しているお子さんは
合格したら勉強をしなくてよくなるのでしょうか。
違いますね。
今度は中学校での勉強が始まります。
しなくていいのは中学に合格するための勉強です。
では、いい学校に進学して、いい会社や役所に就職して
安定した生活ができるようにするためでしょうか。
まず、子どもはそんな先のことまで考えられません。
話して聞かせてもなかなか思うように取り組んでくれなくて
歯がゆい思いをしますよね。
少し話は変わりますが、
今、わたしが見ている空の青は、あなたが見ている空の青とまったく同じなのでしょうか。
この問いに対する答えは「わからない」となります。
わたしはあなたではないですし、わたしはあなたが見ている空を見られないのです。
でも、いちおうは「空は青い」という共通の認識は成り立っています。
それでも、いま私が見ている景色が、見えているままに存在しているかどうかは
実はわかりません。
つまり、「絶対の正解」って「わからない」んです。
とはいえ、子どもには勉強してほしいですね。
勉強する意味は、人によって
また、タイミングや場合によって変わってくるものです。
だから僕は
「自分の力で”自由”に生きられるように」勉強するんだと答えることにしています。
この”自由”というのは、
自分の頭で考え、失敗を恐れずにチャレンジできる。
また、失敗してもあきらめずにまた考えて再チャレンジしていく。
そうやって、自分を成長させていくことととらえています。
今はさまざまな問いにAIが答えてくれます。
そういう答えを、もらうのではなく、自分自身で考えていく。
そういう”自由”を得るために、
考える力を養うために、
今、勉強をし、
そして、これからも勉強をし続けるというように
とらえています。
受験に向けての学習を通じて、
考える力を養い、
”自由”に生きることができるように
通っていただいているお子さまたちに接しています。
そんなQLANあざみ野校は
あざみ野駅前の中学受験個別指導塾。
まだまだ夏の名残が色濃く残る時期ですが、
もうすぐ冬期講習のご案内もはじまります。
ご興味を持っていただけたら、うれしいです。