2024年12月26日
夏にすべきことが決まり、1週間ごとに取り組むべき課題も明確になりました。
あとは、計画通りに日々取り組むだけです。
ここからは科目ごとに取り組む際のポイントを述べていきます。
まずは国語です。
ポイントは3点。
まずは、様々なタイプの文章に触れること。
受験予定の学校に限らず、塾に常備されている赤本(過去問題集)を利用するのもいいでしょう。
読解問題にさほど苦手意識を持たないのであれば、実際に解いてみるのも効果的です。
解いていくうちに、
どんなところで時間がかかるのか。
思ったより記述が書けない
単発の文法問題でつまずく
など、新たな課題に気づくこともあるでしょう。
読解がそれほど得意ではないのであれば、文章を読む基本作法を復習します。
物語文であれば、「登場人物の気持ちの変化」と「そのきっかけとなるできごと」を丁寧に追います。
説明文であれば、「事実(具体)と意見(抽象)」を意識して「段落ごとの中心文」を追い、筆者の主張を読み取ります。
次に、テキストでも過去問でも、意味のよく分からない言葉や表現はすぐに調べること。
そのために国語辞典を箱から出して、手の届くところに置いておくとよいでしょう。
練習ですから、テストのようにする必要はありません。
自分で使える言葉にできたら素敵です。
最後に、日々漢字の学習に取り組むこと。
「練習」ではありません。「学習」です。
漢字の学習を通じて、「ことばの意味と使い方」を身につけることで読解にも活きる力を身につけます。
まずは漢字を読めて、意味が分かること。書けるようにするのは、後からでもできます。
この3つのポイントを意識して、夏の国語の学習に取り組んでください。